上海。

日曜日の夜遅く帰国しました。
そして、昨日は、何事もなかったかのようにいつも通りに出勤し、仕事をしてました。
…なんだかなぁ。




3度目の上海。
一番短い滞在期間だったけど、一番楽しかったなぁ。
今まで着いた翌日には郊外に移動することが多くて、上海だけを見て回るという時間がほとんどなかったから楽しかった、ていうのもあるけど。何より、一緒に行く人が違うということが一番大きかったのかも。上司には悪いけど(笑)数枚しか撮ってない写真を見返してみても、わたしの全身から楽しいオーラがもれ出しちゃってるのがわかっておもしろい。上司にも「顔が違う」と言われてしまったし。普段どんだけひどい顔して仕事してたんだろーか、わたし。。。


実際、仕事したのは初日くらいで、残りの1日半は遊んでたような気がします(笑)
初日の夜は、上司とお二人と一緒にワイタンの方に夜景を見に行き、おされなバーの屋上でその場に相応しくないようなくだらない写真を撮ってはしゃいでみたり。
 
二日目は、お二人と一緒に地図見ながらあっち?いやこっち?と上海の街を歩いているのがただただ楽しくて。交代でタクシーの助手席に乗って指示出したり(私はしてないけど)、お会計したり、地下鉄の切符買ったり。ずーっと二人の後ろにちょこちょこと着いて歩いて、一緒にふざけて写真撮ったり、しょーもないこと言ってゲラゲラ笑ったり、豪雨の中有名なショウロンポウ屋さんの長蛇の列に並んでみたり(食べたら意外と普通だった)、上海のおされエリア田子坊を散策しながらカフェでいろんな話をしたり。
夜には、中国のガラス関係の人たちも交えての食事会があり、3年前の出張時に酒豪キャラを確たるものにしていた私は、紹興酒やら白酒*1やらをおもしろいように勧められ、「乾杯ー!」といいながら何杯も飲み干し、それでも全然顔が変わらないわたしにさらにお酒を勧めてくる中国側の人たちの楽しそうなことといったらなくて。向こうの人たちが楽しそうだから、よーし!飲んじゃうよ!と調子にのって飲み続け、10杯以上は飲んだんだろうか*2。一杯飲むだけで喉が焼けるように熱くなるんだけど、飲めちゃうんだよね。これ、中国マジック。両隣に座っていたお二人に「●●さんて、中国ではこんなキャラなんですね笑」と若干ひかれつつ、気分は最高に楽しくて意識はふわっふわ。お酒があまり強くないお二人も、この日はがんばって勧められるがまま白酒を飲み干していて、上司と4人揃ってみんなふわっふわ。二次会は、そのままみんなでちょっといいクラブに移動してハイテンションでカラオケを歌い*3、「ちょー楽しいっすね!!」「まだまだ行きましょうよー!!」なんて言いながらホテルに戻ったら、部屋に着くなりベッドに倒れこみ爆睡。
最終日は、SHというコンテンポラリーアートの展示会に行って、それ系のことにはとてつもなく詳しいIさんにいろいろと解説してもらいながら見て回ったりしているうちに、あっという間にお二人とお別れする時間がやってきてしまい、帰国するわたしとそれを見送る上司だけ空港へ移動。
この別れ際の寂しかったことといったらなくて、だいーーーぶしょんぼりしました。空港着いてからも、しゅん…、みたいな。上海に来てからずっとお二人や上司と一緒に行動してたから、急に一人にされてとてつもなく寂しくてさみしくて。しかも、そんな中飛行機の出発が30分以上遅れて、帰宅したのが夜中0時過ぎ。次の日普通に仕事だと思うと、もうそれだけでぐったりげんなり。











でも、何だろなーこの感じ。
あんまり楽しかったから勘違いしちゃってるだけかもしれないけど。。。
上海で一緒に行動したことでいろんな面が見れて、なんだか一気に近くなれた気がしていて(海外マジックすごい)、一緒に行動してる時とても居心地が良くて楽しくて、そんでもって離れると思ったらものすごく寂しくて(また日本で会えるのに)。何をもって好きだとか恋だとか判断するのかなんてそんなことはよくわからないけど、ただ、確実に今まで以上に惹かれてるなぁーわたし、と帰りの飛行機の中で思いました。…でもでも、ほんと海外マジックにかかって勘違いしてるっていうのは大いにありえるけど(笑)



帰ってきてからも心がほくほくしていて、写真を見返してはニヤけたりなんかしちゃったり、次会えるのいつかなぁとか考えたりしていて、なんだか久しぶりに乙女な感じになっている自分がいて、この感じが妙に楽しかったりしています。

*1:度数が40くらいあるお酒。

*2:中国マジックで、向こうに行くとなぜか会食の時は胃腸が強くなるのです。お酒を飲むと向こうの人たちが喜んでくれるから、そういうのもあってガンガンいっちゃうんだなー。そして気づいたら、酒豪キャラになってた。

*3:まさか上海に来てまで嵐を歌うことになるとは思わなかったけど