元気です。




※気持ちを落ち着かせようと思って書き出してたら、ちょっと長くなってしまいました。




幸いにも私の山形の実家、青森・横浜に住む妹は無事でした。身内も友だちもみんな無事です。翌日実家と連絡が取れて心底ほっとしました。そして、一番心配していた仙台の友だちとも連絡が取れました。とりあえず、「大丈夫!無事だよ!元気にがんばるから!」とのこと。必要以上のことは充電が残ってるかどうかもわからないから、その子が避難所で生活しているのか、何が足りないのかとか何一つ聞けてないけど、無事を確認できたことだけでも本当に良かった。逆に、「元気にがんばるから」って言葉に勇気をもらいました。
生まれた育った東北の地が、東北の人たちが、その他にも被災地で多くの人たちが苦しんでる。そんな時に、関西にいて、わたしはどしたらいいんだろう、何ができるんだろうって気持ちばかり焦って、実際何をしていいかわからなくてもどかしくて。ニュースを見ればどんどん被害が拡大していって、自分の気持ちがどうなっているのかどんどんわからなくなっていって、涙も出るし、気持ちも落ちるばかりで。それでも、まずはわたしにできることから動いていこうって思って、微々たるものだけど募金をしました。今できることがそれくらいしか思いつかなかったから。本当は、できることなら今すぐにでも東北に行きたい。帰りたい。でも今向こうに行っても私じゃ何の役にも立たないし迷惑になるだけなのが目に見えてる。それでも、東北のために、被災地の人たちのために、何かできることをしていないと、動いていないと不安で不安で。
ずっとNHKしか見てなかったけど、日曜日にパチパチとチャンネルを変えてたら、フジでドキュメンタリーチックに編集された被災地の映像が流されてて、ふざけんなって思った。誰もそんな風にまとめてほしいなんて思ってない。そんなことに腹立ててもしょーがないから、すぐに消したけど。ニュースを見て一緒に涙してても、落ち込んでても、文句ばかりいってても、しょーがないんだよ。何も前には進まない。
大好きな友だちが、岩手に住むお母さんと連絡が取れた時に「こっちのことが心配でしょーがないと思うけど、あんたたちは普通に生活していいんだからね。普通に生活して、あんたたちが日本を支えていかないと」って言われて逆に励まされちゃったよ、って言ってた。昨日会った友だちは、岩手に住む親戚一家とまだ連絡が取れてないって言いながら、落ち込む姿は一切見せずに「でも、こっちが落ち込んでてもしょーがないしね!」って笑顔見せてた。被災していない人たちが、被災した人たちの分まで元気だしてがんばらないと。できる範囲のことからでいいから、動いてかないと。日常を取り戻すことも本当に大事なことなんだと思う。そう思えるのは、自分の大切な人たちが無事だと確認できたからだろうけど。それでも、本当にそう思うから。こんな時こそ、みんなで支えあっていかないと。暗い顔せずに、明るく笑っていかないと。

地震津波と共に、最初の原発事故が起こってから、福島で働いてる親戚の子や大学の同期・先輩たちがすごく心配で。事実を伝えたら混乱は起こるだろうけど、でも誤った情報で混乱を招くよりは、どうかどうか包み隠さず本当のことを伝えて欲しいです。そして、不眠不休で救援救助に当たってくれている人たち、危険を顧みずにがんばってくれている人たち、その他にもいろんなところで動いてくれている人たちには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

どうかどうか、一人でも多くの人が無事でありますように。