tico moon演奏会。


今年いっぱいで鳥かごビルヂングを飛び立たれてしまう、ロカリテにて。




演奏に入る前に、ロカリテのご主人からごあいさつ。
お店に唯一ある時計が振り子時計で、時を刻むカチカチカチという音が演奏の妨げになってしまうため、「このあと時間を止めますので…」と言うご主人。時(時計の針)を止める奥さん。なんだか魔法にかけられたみたいで、妙にワクワクドキドキときめいてしまった。こどもみたい。
照明を少し落とし薄暗くなった店内は、昼の部なのにまるで夜のよう。ゆったりまったりとした空間に響くハープとギターの音色。ハープとギターの音の重なりがとても心地良かった。それに二人の空気も。ほわほわしていて、二人の奏でる音と一緒でとてもやさしい空気をまとっている。でも、話し出すと(主にギター奏者の方)天然というか、意外というか、そんな一面がぽろぽろと溢れ出ててきてとてもおもしろい。
「ぼくの夢は…、きっともう一生無理だと思うんですが、下の名前で呼びあえる友達を作ることです」
とか言いだすので笑ってしまった。クスクス笑えるおもしろさ。あー癒される。


演奏会後、買おうか迷っていたCDを購入。


silent sea[333D11]

silent sea[333D11]


タイトルにもなっている曲は、映画「ホノカアボーイ」のサントラにも入ってる曲で、とてもすてきな1曲です。